鬱 うつ

お医者さんが教えてくれない心の仕組み

逃げ場のない苦しみ
逃げ場のない苦しみ
不眠 食欲不振
不眠 食欲不振
鬱は見たくないものがある部屋の照明を消すためにブレーカーを落とすようなもの
鬱は見たくないものがある部屋の照明を消すためにブレーカーを落とすようなもの
苦しみが生きがいに
苦しみが生きがいに
小川の葉っぱの瞑想
小川の葉っぱの瞑想

鬱は苦しいものです。何事にも意欲が出ない。なにも かもが無意味。呼吸をするのでさえ苦しい。逃げ場のない苦しみ。
どうして人は鬱になるのでしょう。お医者さんが教えてく れないことを教えましょう。 

人は苦しいことがあると、当座をしのぐために、その苦しみを感じないようにす ることができます。いやなことは考えない。ポーカーフェイス、感じない、感じな い。ところがこれをやり続けると、本当に何も感じられなくなり、苦しいことだけ でなく普通なら楽しいと感じることも感じられなくなってしまいます。これが鬱です。 

「考えない」「感じない」、そのために人がすることは、集中しないということです。 鬱の症状に集中力がなくなる、ボーッとする、常に眠い、というのがあるの はそのためです。元々の問題が何だったかさえ忘れてしまう人もいます。 

一方、無思考/無感覚の努力は完全に成功することはありません。この方略 を使うと元々の問題は解決しませんから苦しみは無くなっていません。意識は 危機感を感じなくなりますが、からだの方はちゃんと感じていてくれます。そこ で、頭は何も感じていないのに、からだは緊張状態が続くことになり、不眠や 食欲不振の症状が出てきます。「食べるどころではないよ」、「寝ている暇はな いよ」とからだが教えてくれているのです。 

人間の体を家に例えるならば、一つの部屋に見たくない物、恐ろしいものがあ るとして、それを見ないで済むように部屋の照明を消すようなものです。ところ が人間の体は、一つの部屋だけ照明を消すことはできません。家ごとブレーカ ーを落としてしまうことになります。こうして家全体が暗くなる(機能不全に陥る) のです。このように鬱は「自分でしている」行動なのです。

ではどうしたらいいのか。どうしたら鬱行動ををやめることができるのか。その方法は、❶苦しみを感じられるようにする こと、❷苦しみの背後にある価値を意識すること(苦しみとは現実と理想の価値とのギャップから来る感情だから)、そして❸苦しくとも自分の意志で意味ある人生の価値を追求すること、この三つです。

そのた めには苦しみを心の中に「置いておく」ことができなければなりません。つまり家の中に苦し いことを入れておいていつでも観察できる明るい専用の部屋を作るのです。苦しみをそのまま置いておくこと、でやがて良い考えが自ずと浮かんできます。問題解決のチャンス も増え、向き合うことが生きがいにさえなります。 

現代人は苦しみを「置いておく」ことが苦手になってきています。これを養い鍛えるにはどう した良いのでしょう。それが、マインドフルネスです。マインドフルの状態でいら れるようになると、心の痛みも鋭く感じるようになりますが、喜びも強くなります。 つまり人生を生き生きと感じることもできるようになるのです 。

鬱に有効な「小川の葉っぱ」と名づけられた瞑想法があります。興味のある方はお知らせください。以下のフォームでお求めください。