カウンセラーのブログ

日本では多くの脳科学者や識者があたかも自由意志が存在しないことは確定事項のように語っていますが、果たして本当にそうなのでしょうか。この論議のきっかけになったベンジャミン・リベットの研究は、確かに自由意志の存在を否定する方に軍配が上がりかけていました。リベット自身は何とかその存在を確認しようとしましたが決定的なことは発見できずに世を去りました。けれどもその後、ドイツの研究者がある種の自由意志が存在する有力な可能性を発表したのです。

... unconditional quality of love ... Your imperfections are part of this experience of love.
◆◆◆◆あなたの諸々の弱さは無条件の愛を経験するのに必須の要素です。(訳/早坂)
クリステン・ネフが2000年代に入って間もなく提唱した概念「セルフコンパッション」、これを高める介入は、従来の「自己効力感」や「自己肯定感」を高める介入よりも介入効果が期待できるものであることが分かってきており、わたしもある程度は注目していました。
しかしながら、上に紹介したK. D. StrosahlとP. J. Robinsonの鬱の自助本[1]の一節は、さらに衝撃的で、わたし自身にも強い解放の体験をもたらしました。

現在65歳のわたしにとって心理学を学ぶことは宿命だったように思えます。なぜそうなのか。わたしの心理学の遍歴を書いてみました。

マインドフルネスを学び始めたことには何か宿命的なものを感じています。何かわたしの人生を導いてきたのか、振り返ってみることにしました。